英語のビジネス・コミュニケーションのクラスを受けてみた ② 〜授業内容〜

海外日常

 

前回の記事はこちら▼

英語のビジネス・コミュニケーションのクラスを受けてみた話 ① 〜その話をする前に〜

2021.03.08

で、実際に受けてみた

そんなこんなでグダグダ悩んでいた時に、

タイミングよく日本人の知り合いから

「ちょっとアドバンス向けの、ビジネス英語のオンラインクラスがあるよー。

英語を仕事で使ってる日本人でも楽しめる内容だよ。」

というはなしを聞いた。

巷では「英会話」とか「英語ライティング」とか、

英語をこれから使いたい人向けのオンラインクラスはたくさんあるけど

すでに英語使ってるひと向けの英語クラスは、めずらしいな。

とおもってクラス担当の先生の名前を聞いたら、ライアン。

ライアンはわたしがアメリカに来たばかりのころ通ってた語学学校の先生で、

その語学学校の中でもダントツ教えるのが上手くて生徒に人気だった。

 

彼が試しに1時間の「ビジネス•コミュニケーション」のクラスを開講するときいて、

この先生なら好感もてるし、ひとまず受けてみようかな?と思った。

 

参加者のメンツ

で、土曜の朝のクラスを試しに受けてみた。

クラスは、MAX定員が8名の少人数制。

実際わたしが受けたときは、参加者が5名しかいなくてアットホーム。

クラスに参加してる生徒さんは、

  • 外資金融の転職面接を今週に控えている、30代女性。
  • 日本の大学で経済を教えている中年男性。(若い頃アメリカにMBA留学経験あり)
  • まだ英語は仕事で使わないけど、これから英語を武器にしていきたいチャレンジ精神旺盛な50代女性。
  • 出張でよく海外(インドやアメリカ)に行ったり、Emailで海外とのやりとりが多い男性。

など。

この日のクラスは、欧米の面接について

このクラスで面白いなーと思った内容を

思い出しながら、ここにタラタラ書いてみる。

 

この日は、生徒さんのひとりが外資の転職面接を控えていたから

クラスのテーマがインタビュー(面接)になった。

その女性が、

「明後日の面接はアメリカ系の外資」「でも面接官はオージー(オーストラリア人)」

などなど状況を説明する。

すると先生が

「じゃあYoutubeやNetflixで、Aussie accentに耳を慣らしておいた方がいいね。」

(オーストラリア人のアクセントは慣れていないとけっこう特徴ある)

とか

「誰にでも聞き取りやすい、標準的なアメリカ英語を意識して話したいなら、オハイオ・アクセント (オハイオ州のアクセント)を聴いておくといい。アメリカではオハイオ・アクセントが一番スタンダードな英語とされていて、テレビ番組のナレーションにもよくオハイオ・アクセントを話せる人が雇われるんだよ。」

とか

5年アメリカに住んでたわたしも

へー、知らなかったー。

と思うネタをところどころ挟みながら、

誰にとっても聞き取りやすい英語を話せるように、諸々アドバイスをくれる。

 

アメリカの会社面接でよく聞かれる質問を20− 30項目まとめたノートも、シェアしてくれた。

 

さらに、面接のスタンダードな流れもおさらいした。

先生曰く、面接時たいていは

  Personal based information → ② Background information → ③ Hypothetical section 

の順番で質問をされる。

 

①は、面接を受ける人自身のパーソナリティを知る部分。

②は、今までの職務経験や学歴のチェック。

③は、「もし〇〇な状況だったら〜あなたはどうする?」と仮定した質問。

③の部分で、面接を受けてる人がその会社で働いた場合にどんな社員になるのか、面接官がチェックする。

例えば「仕事ですごくストレスが溜まった時、あなたはどうやってストレス解消する?」とか「同僚と問題が起きた時〜」「こういうクライアントと不和が起きた時〜どうする?」という類の質問。

 

① Personal based information では、

例えば

“Tell me about yourself” (あなたについて教えてください)

みたいな、かなりざっくりした *オープン・クエスチョンが多い。

「オープン・クエスチョン」

答えの幅がいくらでもある質問形式。(例)食べ物で何が好き? 

対して「クローズド・クエスチョン」= Yes/Noで答えられるタイプの質問形式。

(例)トマトは好き?

 

ちなみにこの “Tell me about yourself”、アメリカで超よく聞く質問…。

 

わたしが咄嗟に

「あー、あるある…。この質問オープンすぎて嫌いw」

と言うと先生が

「だよねーみんな好きじゃないよ。でもね、」

と、この質問への対応の仕方も教えてくれた。

先生:

“Tell me about yourself”みたいなとてもオープンな質問を面接官がするとき、彼らは君がどうリアクションするか見ている。

オープン・クエスチョンは本来、答える側が、この質問をどう答えるかで次に続く会話をコントロールできるんだ。だから、「ココをもっと聞いてきて!」という話題に誘導するんだよ。自分にとって有利なアピールが面接時間内にできるようにリードするんだよ。面接を受ける側は受動的になって焦りがちだけど、答え方できちんと場をコントロールできるんだ。

ですって。

なるほどそうか… 

私、日本でもスタンダードな企業面接を受けたことないからこういうのよく知らないのよね。

もしかして、常識ですか?

わたしには目から鱗なアドバイスでした。

 

他にも

“What’s your weakness?” “What’s your challenge?” 

(あなたの弱点/最近の個人的課題なんですか?)

というよくある質問に対して「ぼくならこう答える」と教えてくれた答えも参考になった。

回答例 

I need to learn how to say “No.” ( Noと言えるようになることが課題です。)

ちなみに質問に答えるとき

① Answer 簡潔に答える→ ② Reason 理由部分→  ③ Detailed explanation (具体例など出してもっと詳しく理由を説明)

という話の組み立て方がもっともスタンダードだから

この回答にも「なぜなら〜」部分が続くわけですが…

 

先生曰く、こう説明するそう。

「前職では、オフィスで仕事を頼まれるとNoと言わずに引き受けがちだった。そうすると、いつもオーバーワークになってしまって体にも良くないと反省しました。今後は、無理な仕事を振られる時は場合によってはきちんとNoといえるようにしたい。より良いワークライフバランスを模索中です。」

…この回答なら面接官に、

✔︎ 彼は前職で仕事熱心で、同僚に頼られていた。

✔︎ オーバーワーク、頼めば実は出来る人。

✔︎ でも、あまり仕事を押し付けすぎるとNoと言われるかも。

ということが伝わるから。

自分はGood workerだというアピールと、個人として防衛線を引く、それを同時にできるから。

だって。

ほう…。(笑)

こういうネタをいくつかクラスの中でシェアしてくれた。

 

語学としての英語だけ教えてるわけじゃない、良いクラスだなと思った。

 

あ、そういえば。

日本人は自分の英語を謝りすぎ。The Japanese tend to discredit themselves (”Discredit”=信用を落とす)だから気をつけて。

というのも、みんなにアドバイスしていた。

 

欧米人はきみの文法の間違いなんてまったく気にしていない。というかそもそも、気づかない。

文法の間違いに細かく気づくなんてのは、僕たち英語教師だけだ。

日本人は自分の英語をはじめに謝りがちだけど、あれは辞めたほうがいい。

むしろ謝った時点で、面接官や相手が「あっ、このひとの英語ってパーフェクトじゃないんだ。」と気づいてしまう

自分から知らせてるようなものだよ。

信じて、普通のアメリカ人は英語上の細かい間違いなんて気づきもしない。

 

これは日本人にありがちな行動としてかなり強く指摘された(笑)。

 

…などなど、色々な話を聞けました。

1時間だけのクラスだからあまり期待してなかったんだけど、

とても有意義な内容のクラスでした。

 

*追記

こういう内容をね、わざわざオンラインクラス受けなくても

アメリカにいるならアメリカ人の友達に聞けばいいじゃん。」

「英語できるならグーグルでリサーチすればいいじゃん。」

と思う方もいるかもしれません。

 

そう思う方は、ためしに日本語ver.で想像してみてください。

 

日本にいるインド人留学生、日本で社会人デビューする時にどうするか:

  1. まずググる→ 当たり前 + 所詮インターネット情報
  2.   日本人の友達と話す → 友達本人の社会経験は話してくれる

でもこの時に

インド人にありがちな文化摩擦も日本国内でよく見てる、日本語教師。

がいたら?

やっぱり一番頼りになるのって、この日本語教師なんです。

「誰が言うアドバイスか」って、やっぱり大事で

インド人留学生もこの日本語教師に指摘されたことや励まされたことを胸に、

もっと安心して自信が持てるようになり、一歩踏み出せるようになるもの。

 

 

このクラスの貴重なところ

① 一般の英語クラスでは話が及ばない、欧米人のマインドセットも教えてくれる。

これが一番貴重なポイントかな。

前回の記事でも「英語はあくまでコミュニケーションツール」と書いたけど、

これほんとうに大事なことなので、もう一回言う。

 

英語学習は、コミュニケーションスキルを磨くこと。

文法や語彙だけが、語学学習じゃーない。

 

異文化の人と、気持ちや情報の相互交換能力を高めるため。

語学学習の本質はそこだとおもう。

 

言ってしまえば当たり前のことなんだけど、

わたしたち日本人はなぜかいつも、英文法やテストの点数に振り回されがち。

TOEICやTOEFLの点数が高い=「英語ができる」わけじゃない。

 

このクラスは、表面的な語学学習に終わらないで、

アメリカ人の中身のからくりのようなものを含めて解説してくれるから、それがすごくいい。

 

先生も語学学校で色んな国の生徒・文化に長年触れてきて、

逆にアメリカ人のことも客観的によく見えている。

 

英語がある程度できるひとは、

語彙や慣用句表現をもっと覚えるとかそっちに走るまえに

「そもそもネイティブのアタマの中ってどんな風に動いてるんだろう」

という背景も含めて解説してれるこういうクラスを受けることを、ぜひオススメする。

実践英語の授業としては、なかなか他にない

リアリティのある良いクラスだとおもう。

 

コミュニケーション上のスキルアップのヒントを沢山くれる。

 

② 先生が貴重

シンプルに、ライアンが良い先生。

カリフォルニア現地のESLでプロとして長年教師をしているちゃんとした社会人。

 

…この貴重さが日本在住のヒトにはなかなか伝わらないかもしれない。

 

アメリカで色ーんな人と出会うからこそ分かるんだけど。

まあ。。。平たく言って

 

日本のチェーンの英語学校につとめてる男性講師

日本の女の子に興味があって海を越えてきた奴らが99.9%だぞ。

 

あ、

 

思わず声がリキんで大文字になっちゃった。

 

…仕事のモチベーションは人それぞれ。

その下心にケチつける気はないの。

(つけてるけど)

ただ

日本が好きで楽しくて英語教師してるヒトと、長年アメリカ現地で色んな国の生徒のクラスを受け持ってきた先生、

どっちがもっと自分のお仕事内容と向き合ってるかは一目瞭然。

 

日本にいる英語講師(男)、彼らののなかには例外もいるんだろうけど…..でもね

アメリカで出会う「来年日本に英語教師しにいくんだ」「日本にいたよ!英語講師やってたんだ。」っていってくる男達、いまのところ百発百中、日本人の女の子狙い&ほぼ全員、母国アメリカではダメ男キャラよ。

 

ちなみに

ESLで英語教える資格って、わりと簡単に取れること知ってますか?

ぶっちゃけ、

あますいの彼氏(トルコ人)も持ってます、その資格。

資格取得の学費が安いタイミングで、「念のため取っとく」って。

そして、英語の読み書きは、彼よりわたしのほうが正確です。

でも彼は英語を教える資格持ってるよ。

現実、そんなもんです。

もちろん、日本の英語学校の面接にパスしてる英語講師は

ネイティブだとか学歴とかでスクリーニングされてるんだろうけど

資格取得という点では、比較的カンタンなもの。

 

質のいい先生と出会うってそんなにカンタンなことじゃーない。

 

このクラスをオーガナイズしてくれた日本人女性は、現地(サンディエゴ)の各英語学校/各先生の事情をよく知ってるひと。

このクラスの後、彼女にお礼の連絡をして少しおしゃべりした。

「やっぱりあの先生いいですね、楽しいクラスでした。」というと

彼女が

「だよね!わたしもそう思う。サンディエゴで彼よりいい英語教師がいるっていうなら誰か連れてきてみろ、って感じ★」

とさらっと言っていた。

自信があって気持ちがいい。(笑)

わたしも生徒として、彼女の言う事に反論なし。

 

③ 海外の語学学校では、このクラスの内容はできない

もう一点このクラスの良いところ。

それは少人数(MAX8名)で、生徒が全員日本人。

 

これの何がいいかというと。

ふつう、海外の語学学校に留学すると

ひとつのクラスに色んな国からきた生徒がいる。

英語初級の段階なら、むしろその方がいい。

インターナショナルな場に身を置いて、

日本語通じない、英語話さなきゃ、と強制されたほうがいい。

 

ただ先生の目線でいえば、

クラスの中に色々な国の生徒がいると、みんなに目を配らないといけないから日本人だけに特化した内容はできない。

 

このクラスは生徒が全員日本人だからこそ

「日本と米国の文化の違い」

「日本人にありがちなクセ」

の解説に集中できる。

 
それとこの先生、イイ意味で「ジャパナイズ」されてない。

あくまでアメリカ人として日本人と話す。

その距離感が日本人生徒にとってはちょうどいい。

甘えが起きないで適度な緊張感がある。

 

この授業に向いてる人

  • 英語圏在住 or 留学経験アリだけど、まだ社会デビューしてない人
    結婚して現地で何年も生活してるけど日頃ベーシックな英語しか使ってない。そろそろ私も働いてみたい。と思ってるヒトにも向いてるとおもう。
  • 海外出張が多い人
  • 外資勤務
  • 海外とEmailでのコミュニケーションが多いひと
  • 仕事の武器として英語を鍛え直したいひと

こういった方々のニーズをうまく満たすクラスだと思う。かゆいところに手が届く。

 

次回のクラスは 3月27日(土曜)

わたしもそのクラス受けてみたい、と興味がある方は、あますいに連絡ください。

わたしがなぜこんな販促記事みたいなものを書いているかというと、

自分がこのクラスを受け続けたいからです。

 

オンラインで試しに開講してるクラスで、定期開講になるかまだ分からないみたい。

人が少なすぎるとクラス閉じるかも。(困る。イヤ

 

わたしとしては、なんならば隔週か毎週開講してくれたら、嬉しい。

今のままだと月1回しか開講してくれない。

 

というわけで興味ある方いたら教えてください。

それか、興味ありそうな友達にシェアしてください。

 

ちなみに今だとクラスオープン記念価格で

月一開催のクラス¥5,000が→¥4,000だって。

 

 

英語学校事情をある程度分かるからこそ、こういう趣旨のしかもクオリティ高いクラス、探してもなかなかないよ ということだけは声を大にして伝えたい。

 

ハイ、あますいの今日の現場からは以上です。

 

3 件のコメント

  • あすまいさん 初めまして。アメリカ在住のものです。
    アメリカ生活で自信をつけられるようなコミュニケーションのクラスがないかネット上でウロウロと情報を探していたところあすまいさんのブログに辿り着きました。
    Ryan先生のビジネス・コミュニケーションのクラスに興味があるのですが、詳細を教えていただけますでしょうか。
    アメリカの生活は7年目で日々の生活に支障はないのですが、現在こちらの企業で働いておりアメリカ人に囲まれて仕事をする中でなかなかうまく自分を表現できず、ミーティングでもうまく発言できない自分に自信を失っていて、どうにかこの壁を乗り越えられないかな、と模索しているところです。
    あすまいさんのブログ記事を拝読し、英語圏的プロフェッショナルな振る舞い方に馴染んでおいたほうが … 今のうちにちゃんと自分の不安と向き合って「英語圏のプロフェッショナル達とのコミュニケーションも、わたしは大丈夫。」と思えたほうが、自分のしたいことに無意識にリミッターをかけることも避けられる。という部分など、とても共感する部分が多く勇気をもらえました。
    まだこのクラスが開催されているのでしたらぜひ受講してみたいと思っております。

    • SKさん コメントありがとうございます!お返事が遅くなりごめんなさい。SKさんはアメリカ生活7年目なんですね、わたしもほぼ同じ年数です。このあたりでぶち当たる壁、なんとなく同じなのかなと思います。
      クラスですが、問い合わせたところ今月は6/26(土)の午前中にあるようです。
      ブログで直接コメントくださったのはSKさんが初めてなんです。ブログ上だと個人情報を出すのもあれでしょうしどう連絡を繋げばよいか…そのクラスをオーガナイズしている友人が最近英語クラス告知用のInstagramを始めたので、もしSKさんが Instagramをされていたら @california_english_office で検索していただくのが一番いいかもしれません。そこでインスタのDMで「あますいの紹介で」と伝えていただければ先方に分かるようにしておきますね。^_^

      ネイティブに囲まれる中で自信を失ったり、心細くなる日々との葛藤、とても分かります。
      現地のちゃんとした英語の先生と定期的にセッションすることで、メンタルサポートにもなるのかな、と個人的には感じたりしています。SKさんのイメージに沿うクラスであれば嬉しいのですが…。
      InstagramのDMで連絡がつかなかったり他にもご質問ありましたら、どうぞ遠慮なくコメントください。
      どうぞよろしくお願いします。おたがいめげずに(笑)がんばりましょう^^

      • ご丁寧に返信ありがとうございます。(そして私あますいさんのお名前を間違っておりました。すみません。。。。)
        普段全くSNSを使わないので恥ずかしながらインスタも利用したことがないのですが、先ほどアカウントを作って教えていただいた@california_english_officeにメッセージを送ってみました。お返事を待ってみますね。

        ブログを書いてくださってありがとうございます。英語圏に住んでいると日本の友人や家族から見ると英語を駆使して何の問題もなく生活をしているように映るかもしれませんが、実際は本当に日々葛藤なんですよね。その中であますいさんのご経験を拝見して、細かい心の揺らぎをきちんと表現してくださっていて、あますいさん自身のストーリーなのに勝手に私の声も掬い取ってくださっている気がしてしまいました。

        ブログで直接コメントをしたのは私だけなんですね ><
        私もブログ上でコメントを残すのはどうかしら。。と思ったのですが、他に良い方法が思いつかず思い切ってコメントしてみました。
        よろしければコメント削除してもらって全然結構です^^

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    あますい
    ブログ『週刊あますい』運営者。 20代は、東京でランウェイモデルとして働く。アート・デザイン業界でも数年働く。30代は南カリフォルニアに移住し、現地で中医学博士過程修了。L.Ac. DACM.